スポーツをする人にとっても酸素は重要です。短距離走のような無酸素運動では、酸素を使わずともエネルギーは賄えます。しかし長距離走の場合、細胞で酸素を媒体として筋肉収縮のエネルギー源を作ります。そのため体のすみずみにまで酸素を速やかに運ぶことができれば、運動効率は高まることに。また,筋活動が高まって酸素が足りなくなると、酸素を使わない方法でエネルギーをつくりだすようになります。しかしその時乳酸が発生し、これが蓄積すると、筋肉疲労を起こし、運動能力を低下させると考えられます。この乳酸は、十分な酸素が与えられると、除去することも可能。酸素は疲労回復にも一役買っているのです。
スポーツ選手に酸素ブーム
デビット・ベッカム 2002年サッカーワールドカップの直前に骨折したイングランド代表のベッカム選手が、酸素カプセルを取り入れて早期に回復した。
斎藤祐樹 2006年夏の甲子園。15回を投げた決勝戦の夜に」、酸素カプセルに入り、疲労を回復させ、翌日の再試合で優勝を果たした。
そのほかにもレッドソックスで活躍したソフトバンクの松坂大輔投手2007年夏の甲子園で活躍した東京ヤクルトの佐藤由規投手、男子走り高飛び日本記録保持者・醍醐直幸選手などたくさんのアスリートが愛用しています。当店でもマラソンの大会を控えたランナーや、ダンサー、格闘技の試合に向けての調整、トライアスロンの選手など多くのスポーツ愛好家の方々にもご利用いただいております。