現代人には酸素がたりないの?
地球環境、現代環境により酸素不足になりやすい
地球環境
酸素濃度が昔より下がっている。
機密性の高い家屋 など
大気の酸素濃度は、100年前は24%だったものが→現在では20.9%にまでなっているそうです。原因としては大気汚染や海洋汚染、森林伐採などではないかと考えられています。
住居の環境としても機密性の高い家屋が多くなったため、まめに換気を行わないと屋内が酸素不足になりやすい状態になっています。
<体内環境>
・心肺機能の低下
・コレステロールなど血管の汚れ
・運動不足
・喫煙や飲酒
・合成着色料・保存料など食品添加物の解毒負荷の増大
・食事や生活の乱れ、不摂生
・過度のストレス
・加齢による心肺機能の衰え
現代の便利な生活では人間はあまり歩いたり動いたりしなくても生きていくことができるので、運動不足になりがちです。
人間や動物は歩いたり動いたりすることによって体の機能を保てるようになっています。運動不足になれば心肺機能が低下し酸素を取り込めなくなりますし、血行も悪くなり酸素や栄養の供給がされにくくなります。
食事や生活の乱れや、複雑化した現代社会のストレスなども、体内環境に影響して酸素不足を招きやすい状態になっています。
●身近な場所の酸素濃度は?
(酸素濃度)
家の外 街中や森林など 21.0%
満員電車 20.2%
車中 19.2%
カラオケ 18.5%
家の中(3LDK一般家屋)
換気ができている 21.0%
窓を閉め冷暖房をつけて10分後 20.3%
その部屋で3人が1時間過ごすと 18.0%
キッチンで換気扇を止めてガスコンロ3個使用 18.0%
コンロの真上 脳は酸素消費量全体の20~25%を消費していると言われています。●集中力がない、物忘れがおおい
脳の細胞が酸素不足で慢性疲労していると記憶力や集中力にも影響が出てくるので物忘れが多くなったり集中力がなくなったりします。
また脳の酸欠は痴呆の原因にもなると言われています。
●視力が悪くなる
眼の筋肉細胞が酸素不足だとピント調節などに影響しモノが見えにくくなります。
●脂肪が減りにくくやせにくい
酸素が足りないと脂肪分解酵素などの働きが悪くなるため脂肪が減りにくく、ダイエットなどをしてもやせにくい身体になります。
●老化・病気の原因に
人間の身体には60兆個の細胞があり、それらが酸素を必要としています。
酸素不足は細胞一つ一つに影響するので老化、病気の原因にもなりかねません。